𠮷田カバンの
魅力を集約したオンリーショップ

日本屈指の鞄メーカー〈𠮷田カバン〉は、1935年に𠮷田吉蔵氏によって創業されました。吉蔵氏は後に鞄づくりの功績が讃えられ、勲五等双光旭日章を受賞するまでの名工になりますが、鞄づくりの修業に身を投じたのは12歳のとき。奇遇にもその修業先というのが上野だったといいます。「創業者の吉蔵は上野の名工職人さんのもとで鞄づくりを学びました。88歳でこの世を去るまで、生涯鞄職人であった創業者の精神は、現在もぶれずに受け継がれています。まさに上野という街は〈𠮷田カバン〉の“鞄づくりの原点”でもあります」と広報の阿部貴弘さん。今でも台東区の数社の縫製職人さんのもとで、手作業で〈𠮷田カバン〉の製品はつくられています。

そんな歴史ある〈𠮷田カバン〉の専門店が《クラチカ》です。ショップ名は、吉蔵氏の“蔵”の字と、その奥さん“千香”の名前に由来しています。パルコヤの《KURA CHIKA by PORTER》では、〈PORTER〉と〈LUGGAGE LABEL〉のメインブランドを取り扱い、言わずと知れた名シリーズ「タンカー」や「ポーター ハイブリッド」、「クラチカオリジナル シリーズ」などの幅広い商品展開で、〈𠮷田カバン〉の世界観とものづくりを堪能できるショップになっています。

注目したいのは、パルコヤで先行発売されるクラチカオリジナルの新シリーズ「PORTER THINGS」。立体的なフォルムと、ブラックに付け替えもできる底部の蛍光グリーンのストレッチコードが目を引く新作です。上品で光沢感のあるナイロンツイルをメイン素材に、体に接する部分には、鞄の素材として世界で初めて採用したキュービックアイ®ピケライトという、医療関係やスポーツなどで使用されている素材を使用。通気性、保温性、衝撃吸収性、速乾性に非常に優れています。「この新作のように、新しい素材にもチャレンジしながら、国内の職人による手作業での製作を守り続けているのが〈𠮷田カバン〉最大の魅力です。オンリーショップならではの品ぞろえで、熟練の販売スタッフが鞄探しをお手伝いし、定番品のよさも改めて伝えていきたいと思っています」。