この作品では私は彼の名前を構成する3文字を正方形の各辺に使用することにし、正方形の対角線を使用して幾何学的な文字を設計しました。
また各辺の半分と4分の1の長さを起点にひかれた対角線を使用しており、各文字は異なる辺にをベースに製作しています。色はマックスが良く使用していた紫、薄緑、オレンジ。 そして私は簡単な計算式を使って、3つの文字を回転させました。
マックスがコンピューターの自動化をどのように使用していたのかを想像すると、「自動で繰り返す」という計算式が彼を魅了するだろうな、と考えたのです。
For the Max Huber handkerchief I decided to use the 3 letters composing his name one per side of the square.
I designed the letters as geometrical elements by using the diagonal lines of the square, also the ones defined from the half and the quarter of each side, each letter based on a different side.
I filled the letters with transparent colors the Max used: violet, light green and orange (Braendli corporate image, Einaudi covers, Frisia mineral water, his paintings).
At that point I started rotating the 3 letters overlapping them and at each turn excluding overlapped shape areas: an easy Indesign function. I questioned myself of “how” Max would had used the automatisms of a computer and thought that automatic and repetitive commands should had fascinated him.
MAX CAME WITH THE SQUARE
MAX HUBER 100TH ANNIVERSARY OF BIRTH
スイスに生まれ、イタリアで活躍したグラフィックデザイナー、
MAX HUBERが今年で生誕100周年を迎えました。
マックスは日本人である河野葵と結婚後、数多くの縁をスイス・イタリア・日本で結び、
デザインでヨーロッパと日本をつないできた人です。
そんな彼の作品や人柄を偲ぼうと、友人たちが作品を寄せてくれました。
イタリアに幾何学的なデザインを持ち込んだ男、マックスを「四角い」ハンカチで祝います。
■Alberto Bianda アルベルト・ビアンダ
1970年代にMAX HUBERの生徒としてグラフィックを学び、1981年よりデザイナーとして独立、HUBERの元で経験を積みながらポスターや書籍を手掛ける。2001年theredboxを設立、
現在は主にメンドリジオ市立美術館、キアッソ市の文化事業のデザインなど、公共・文化デザインを数多く手掛ける。
◇Homage to Max Huber
19/10/08
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