「サスティナブルカットワーク」は見た目の印象よりもずっと軽量で、手にすると「あ、軽い」と驚かれる方が多いのではないでしょうか。
カットワークを型抜きした革のパーツを、一つひとつ縫い合わせてバッグの形にしているので、パーツ同士の重なりは縫い代のところだけ。
そのため、ひも状の革と革を交互に編み込むメッシュバッグと比べて革の量が少なく、とても軽やか。
「副産物である革を余すことなく使い切ることはできないだろうか」。そんな想いからサスティナブルという名を冠しました。
genten定番素材のミネルヴァボックスの小さな革を、ひと手間ひと手間を惜しむことなく仕上げることでクラフト感に品性を生み、「切り目のせ」の手法により、潔い革の断面が洗練さを際立たせてくれます。
柔らかさが引き立つ丸編みのような独特の構造感覚も魅力です。
口元の差し込み機能も金具に頼らない風情があり、内側は裏地付きなので安心してお使い頂けます。
経年変化も異なり、持つほどに唯一無二のバッグへと変化してゆきます。
何枚ものパーツを縫い合わせる「サスティナブルカットワーク」は、ほかのバッグの3~4倍ほど手間と時間がかかります。
それでもこのバッグをお届けしたくて、それぞれ限られた数ではありますが、4型のバッグをご用意することができました。
でき上がったのは、サイズの異なる3つのトートバッグとショルダーバッグです。
環境に配慮し、持つだけでなく観ても愉しめる、持つ人に穏やかな安らぎを与えてくれるシリーズです。
2Fgenten
美しい佇まいと、機能性を有した「サスティナブル・カットワーク」
21/01/28
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