深く濃い青色で、見ているだけで涼しくなれる深海の景色。
未知の世界でのびやかに暮らす魚たちは、静かで、どことなく穏やか。
水中を自由にたゆたう生きものを描写する作家、
魚譜(ぎょふ)画家の長嶋祐成さんが描いた新作ハンカチが登場しました。
彼の描き出す魚たちはいつも生命力にあふれ、いまにも動き出しそう。
それがハンカチになれば、ゆらりとたなびく様はまさに水のなかの光景です。
魚譜画家(ぎょふがか)、長嶋祐成さんの新作ハンカチが入荷いたしました。
今までH TOKYOとつくってきたハンカチは6作品。
7、8作目となる今作は、海の深くに生息する深海魚と、青白い斑点をまとったタコ、サメハダテナガダコがモチーフ。
深海魚のハンカチは、図鑑のページを広げたときに感じた
未知なる生き物を初めて見たときの感動と驚きを思い起こす一枚。
そして、今までのシリーズにはなかった大胆な構図のタコのハンカチは、タコが
じっとたたずみながらも、手足をくねらせてこちらの様子をうかがっているようにも見えます。
これまで長嶋さんといっしょに製作したハンカチも勢ぞろいして、
まるで水族館へ出かけたようなわくわくを、夏の終わりまでお届けします。
人間もいっしょに水の生きものになって、すいすいと、暑い夏を泳ぎ切りましょう。
※フェア終了後も該当のハンカチは販売いたします。
■長嶋祐成
魚譜画家。1983年生まれ。
釣り上げた手の中で、飼っている水槽で、潜った海で、あるいははたまた鮮魚店の灯りの下で、
魚や水の生き物たちが魅せる表情や身のこなしをいきいきと描きます。
銀座 蔦屋書店では、8/9(月)-9/10(金)の期間、長嶋祐成さんの個展を開催いたします。
◇水の生きもの 8/13-9/2
21/08/13
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